占いについて

占いについて色々な考えがあると思いますが、私の個人的な考えを書きたいと思います。


占いには大きく分けると3種類に分類されます。


命(めい)=生年月日で判断するものと言われている。例)西洋占星術、四柱推命、数秘術、紫微斗数など。最近では統計学と言われている。


卜(ぼく)=偶然性(のなかの必然性)で判断するものと言われている。例)タロット占い、ダイス占い、ルーン、易占いなど。


相(そう)=形に現れるもので判断するもの。例)人相、手相、姓名判断など。


この3種類に分類された占いを、目にすることがあると思います。



占いの歴史は古く、古代エジプトまでさかのぼることができます。(西洋占星術)

元々は、天候や農作物の収穫を知ること、政治の吉凶判断などに占いは用いられていました。

キリスト教による占いの排除により、中東へ占いが流れ、インド・中国で様々な種類のものが発展し、日本へ伝わってきました。


長い年月をかけて、国家から個人を見る占いが出てきて、私達の生活で身近に目にするようになりました。


ひと昔前の占いは、占い師がミステリアスな雰囲気を醸し出していたり、相談者に説教したり、怒ったりするような怖い感じがしていたと思います。


しかし、今は、個人の資質や運勢を全体的に見るという流れになっていて、相談者を批判するということはなくなってきています。


良い悪いだけの判断ではない、ということです。


悪い結果=悪いからダメではなく、視点を変えることで良い方向へ導いたり、気づきや学びを促すのが占いによる錬金術と言えます。


また、占いの結果は絶対的ではなく、ひと昔の占いのように怯える必要はありません。


昨今、個人の自由意志と選択、自己責任という言葉を耳にする機会が増えてきました。


占いの結果は、相談者自身の自由意志と選択で変えることが可能なのです。

占いの結果やアドバイスは、自分にとって受け入れやすいか、受け入れにくいかを相談者が判断していいのです。

場合によっては、相談者は結果を受け入れない決断をしてもかまわないのです。


ときに、結果を見た相談者が意識せずに、良くなる方向へ動くこともあります。

「あの時の占いとは違う結果になった」ということもあり得ます。


悩みごとに対するヒントとして占いを取り入れて、自由な考えによる選択で動き、今と未来を作り上げていくことが、占いと上手に付き合える方法だと私は考えています。




スピリチュアリスト・タロット占い師・葉月ナオ

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